中学英語の全体像を解説!学習の範囲と必要な時間は?おすすめの教材もご紹介!

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  • 中学英語で学ぶ内容は?
  • どのくらい時間かかるの?
  • おすすめの教材は?

英語学習を始める際に最初にするべき学習は「中学英語」です。

中学英語は教材1冊だけ購入すれば十分な範囲になっています。

早い人は1ヶ月、丁寧に学習しても3ヶ月あれば学習できる程度です。

この記事では、中学英語の範囲や学習法について徹底解説いたします。

中学英語は大事な英語学習のスタートで、ここを怠ると確実に学習の途中で壁にぶち当たります。

時間や労力を無駄にしないためにも、ポイントを押さえて丁寧に学習していきましょう!

まさる

・学生時代に何度も英語学習に挫折
・仕事に活かすために英語のやり直し
・海外のお客様と英語で仕事ができるように
・英検準1級
・英語歴3年以上

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中学英語は何で最初に学習必要?

なんで中学英語から?

英語をこれから始める人は必ず中学英語から学習するべきです。

そもそも中学英語はなぜ重要なのでしょうか?

ここでは中学英語を学ぶ重要性について解説していきます。

英語に必要な「基礎能力」と「個別能力」

英語を習得するには「基礎能力」「個別能力」の2つを身につける必要があります。

  • 基礎能力:文法・単語
  • 個別能力:聞く・話す・書く・読むに特化したスキル

基礎能力は英語の土台で、個別能力は土台の上に成り立つ個々のスキルです。

土台なくして上に積み上げれるものはなく、初心者は基礎能力から学習する必要があります。

よくある間違いで「基礎能力」を学習せずに「個別能力」を先に学習してしまうケースがあります。

「聞き流し」「シャドーイング」といったリスニングやスピーキングに特化した学習です。

基礎がなければ「なぜこういう順番になっているのか」など考える知識すらないので、暗記学習に頼るしかありません。

暗記学習では早い段階で限界がきて学習が詰むことになりかねません。

理解して学習を進めるためには必要な知識が基礎能力です。

そして基礎能力が身についてきた時に、個別能力の学習をすることによって正しく理解しスムーズに学習が進めれるようになります。

まずはこの2つの能力について理解し学習の順番を間違えないようにしましょう。

「基礎能力」文法は英語の設計図

文法は文章を組み立てるときの設計図です。

文法を知らなければ正しい英語の配置ができません。

これは「読む、書く、話す、聞く」すべての場合で必要です。

・文法を知らない場合

日本語で表すとこのようなイメージです。

  • 【私 学校 友達 サッカー した】
  • 【学校 私 サッカー 友達 した】

主語が何か、それぞれの単語の役割が分かりません。

文法を知らないと適切な意味を把握することが出来なくなります。

文章が長くなるほど必要不可欠です。

・文法を知っている場合

日本語で表すとこのようなイメージです。

【私は学校の友達とサッカーをした】

それぞれの単語の役割が明確になります。

文法を知っていれば意味の通った文章として成立します。

日本語と英語では文法が違うので、単語の並べ方が全然違います。

この英語ならではの設計図を覚えることが文法学習です。

「基礎能力」単語は文を構成する情報

文法と同じく超重要なのが単語です。

文法が設計図に対して、単語は文を構成する情報です。

いくつもの単語を使って、文法という設計図に当てはめることで文章は完成します。

単語を知らなければ全く文章として成り立ちません。

・単語を知らない場合

日本語で表すとこのようなイメージです。

【私は?の?と?をした】

知らない単語がいくつかあり情報が不足しています。

当然ですがこれだけの情報では文の意味が分かりません。

・単語を知ってる場合

日本語で表すとこのようなイメージです。

【私は学校の友達とサッカーをした】

情報量が増えて文章の意味が明確になります。

このように単語が必要な理由は文章を構成する情報だからです。

単語を多く知っていればいる程、的確な情報を表現できるという事になります。

まさる
まさる

まとめると文法は設計図・単語は文を構成する情報という事ですね!

中学英語の学習範囲は?具体的に何を学ぶ?

中学英語の学習範囲は?

ここから具体的な中学英語の内容を解説していきます。

先程お伝えした通り、中学英語では文法と単語を学習します。

文法と単語のそれぞれの範囲や学習量を解説していきます。

中学英語の文法は何を学習する?

中学英語の文法の範囲はこちらです!

中学英語の学習範囲
  • STEP.1
    文法の基礎
    品詞、第5文型

    文法の基礎:SVやSVCなど文型を覚えます。

  • STEP.2
    中1の範囲
    be動詞、一般動詞、動詞の変化、否定文、疑問文、命令文

    過去形や進行形など動詞の変化形や単調な文章を学びます。

  • STEP.3
    中2の範囲
    助動詞、不定詞、動名詞、接続詞、比較、受動態

    比較や受動態など少し難易度が上がり難しく感じる方が増えてきます。

  • STEP.4
    中3の範囲
    後置修飾、仮定法、関係代名詞、間接疑問文

    少し難解な表現を学びます。

これらの学習は、早い人で1ヵ月~丁寧に学習して3ヵ月程で出来る範囲です。

中学文法の理解が浅いままでは、今後の発展的な学習が更に分からなくなりますので徹底的に仕上げましょう。

中学英語で学ぶ単語はどのくらい?

中学英語の範囲では約1,800の単語を覚えます。

膨大な量に思えるかもしれませんが、既に知っている単語もあるはずなので毎日少しずつ学習すれば難しくありません。

中学英語の文法学習で出てくる英単語は覚えるようにしていきましょう。

ちなみに、英会話で最低限必要な単語数は2,000〜3,000語程度です。

中学英語の単語は日常生活で使うような基本単語が多いので、中学英語の単語をマスターできれば最低限の基本単語を覚えることは可能です。

中学英語はどのように学習する?利用する教材をご紹介!

中学英語で利用する教材は?

中学英語は基本的に教材1冊で大丈夫です。

ネット上でも様々な無料教材などありますが、中学英語の範囲を網羅した教材を1冊買う方がオススメです。

次にご紹介するどちらかを1冊ご購入していただければ問題ありません。

【しっかり学びたい人向け】中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく

こちらは書店でも常に売れ筋にある中学英語の教材です。

300ページ程で、見開き1ページで解説・問題演習の構成になっています。

中学英語の内容はしっかり網羅していて丁寧に学びたい人に向けです。

イラストが多用されていて内容が分かりやすいのが本書の特徴です。

【早く学びたい人向け】中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本

先程の半分150ページ程で、見開き1ページで解説・問題演習の構成になっています。

こちらの教材は必要最低限の要点だけまとめた印象です。

できるだけ早めに中学英語の学習を終えたい人向きです。

教材と問題集が分かれているタイプで、教材のみでは問題数が少なく感じるかもしれません。

必要であれば別売りの問題集を購入していただく形になります。

中学英語教材の学習ポイント

中学英語はどちらかの教材を使って学習しましょう。

教材学習のポイントは知っている項目は時間をかけずに学習しましょう。

そして、分からない部分があれば理解できるまでじっくり時間をかけましょう。

教材だけで理解が浅い場合は、部分的にYoutubeなどを活用する事をオススメします。

教材の問題演習を活用して、分かる部分と分からない部分の仕分けをして、全体的に理解できるレベルまで仕上げましょう。

まさる
まさる

分かる部分はサクサク学習して、分からない部分に時間を使おう!

中学英語の総復習にオススメのYoutube

中学英語の教材が1周出来れば必ず復習をしましょう。

教材を1周しただけでは時間が立てば忘れてしまいます。

知識の定着には何度も復習することは大事です。

理想は教材を2周・3周とするのが望ましいです。

そして復習の際には、Youtubeも活用していけると非常に有効な学習ができるでしょう。

教材とは少し違った視点で解説をしていて短時間で理解を深めることが可能です。

中学英語の内容をまとめて解説している動画を2つご紹介します。

イングリッシュおさるさん【中学英語完全攻略】

英語系Youtuberで有名な「イングリッシュおさる」さんです。

2時間で中学英語を総復習してくれる内容になっています。

教材で学んだ内容を確かめるように、分からなかった部分の知識を深めるように見ましょう。

中学生の勉強応援『スタフリ』さん 【40分で学べる中一英語】

中学生向け授業動画を配信している「スタフリ」さんです。

英語以外にも様々なコンテンツの発信をしていて、中学英語の復習動画は非常に分かりやすいです。

中1・中2・中3・総復習の4動画で構成されています。

まとめ

中学英語の全体像について解説してきました。

中学英語は基礎中の基礎で本当に大事な部分です。

丁寧に学習して発展的な内容にも対応できる基礎力も磨きましょう。

当ブログは「英語学習最初の3ヵ月に知りたい事」をまとめたサイトです。

他の記事もご参考になると思いますので是非見てくださいね!

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