- 二次試験(面接)の流れは?
- 対策方法はどうすればいい?
- 当日の服装は?
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英検3級の二次試験は合格率が9割程と言われていてほとんどの方が合格することができます。
ただし、対策などを怠り二次試験で落ちる人がいるのも事実です。
確実に合格するためにも、事前に試験の内容は把握しておきましょう。
この記事では、英検3級二次試験(面接)の流れとよくある質問について解説しています。
一次試験の対策については別記事を参考にしてください。
二次試験の試験内容は?
英検3級の二次試験(面接)は下記の流れです。
- Step1入室
- Step2挨拶とカードの受け取り
- Step3カードに書かれた英文を黙読・音読
- Step4英文に関する質問を3つ解答
- Step5受験者自身に関する質問を2つ解答
- Step6カードを返却し退出
各項目について詳細を解説していきます。
Step0.受付
当日、受付に来たら面接カードを受け取りましょう。
面接カードに必要事項(生年月日・指名・電話番号・性別・受験番号等)の記入をします。
携帯電話は渡された収納ケースに入れておきます。
準備が整えば控え室に移動です。
Step1.入室と挨拶
スタッフの指示があれば試験室にノックをして入室します。
面接官に挨拶したら記入した受付カードを渡しましょう。
その後、席に誘導されるので指示をもらってから座りましょう。
着座後は簡単なコミュニケーションがあります。
- Good morning.(おはようございます)
- May I have your name, please?(お名前を教えて頂けますか?)
- This is the third grade test, OK?(これは英検3級の試験ですがよろしいですか?)
- How are you, today?(調子はいかがですか?)
上記の質問に答えれば問題カードを渡されて試験が開始します。
Step3.カードに書かれた英文を黙読・音読
問題カードには30語程度の英文が記載されています。
20秒、目を通す時間を与えられるので、英文を黙読しましょう。
黙読の際に文章の大まかな意味を掴むように意識しましょう。
20秒の黙読が終了したのち、英文の音読をします。
制限時間はなく、タイトルから音読しハッキリ発声しましょう。
Step4.英文に関する質問を3つ解答
問1:先程音読した英文に関する質問がされます。
文章の適切な箇所を引用し回答しましょう。
問2、問3:イラストに関する質問がされます。
問題カード下部のイラストを見て回答しましょう。
3問回答後は問題カードを使わないので指示をされた後に裏返します。
Step5.受験者自身に関する質問を2つ解答
最後に2問受験者自身に関する質問をされます。
質問例は下記のような英文です。
- Which seasons do you like the best?(どの季節が一番好きですか?)
- How did you come here today?(今日はどうやってここに来ましたか?)
- What did you do last weekend?(前の週末は何をしましたか?)
- When did you start studying English?(英語はいつ勉強をはじめましたか?)
回答はシンプルで構いません。
このような質問に2問回答すれば試験は終了です。
Step6.カードを返却し退出
問題カードの返却を指示されるので面接官に提出します。
提出後、面接官にお礼をして退出しましょう。
英検3級二次試験の採点と合格点
採点基準や合格点をあらかじめ知っておくと有効な対策が可能になります。
二次試験は約9割の方が合格する試験ではありますが、採点や合格点は重要なので事前に知っておきましょう。
英検3級二次試験の採点
英検3級の二次試験は、音読・5つの設問・アティチュード(態度)で採点されます。
各設問に関しては、適切な回答ができているかどうかが判断基準になります。
アティチュードとは、面接官に対する態度の評価です。
- 積極的にコミュニケーションを取ろうとしているか
- ハッキリ発声できているか
問題の回答も重要ですが、入室~退出までのアティチュードも気をつけるようにしましょう。
英検3級二次試験の合格ラインは?
2016年以降、英検の採点はCSEスコアが導入されています。
CSEスコアは受験者全員の回答や平均など様々な情報を元に点数を採点する方式で、あらかじめ1問何点と決まっていません。
ただし、2015年以前の情報や合格者の統計などから基準となる合格ラインは約6割です。
音読・5つの設問・アティチュードで6割を目指して学習しましょう。
英検3級二次試験の合格率は?
英検3級の二次試験は合格率9割と言われています。
一次試験が5割程度と言われているので、一次試験さえ通過してしまえばほとんどの方が合格します。
ただし落ちる人が一定数いるのも現実です。
手を抜いて落ちることにないように気を付けましょう。
英検3級二次試験のよくある質問
英検3級二次試験のよくある質問をまとめました。
多くの人が疑問に思う部分をまとめているので参考になれば幸いです。
質問が聞こえなかったら聞き返していい?
面接官の質問が聞こえなかった場合は聞き返し可能です。
1回目の聞き返しに減点はありませんが、二回目以降の聞き返しは減点されます。
もしもの時のためにも、聞き返しのフレーズは覚えておきましょう。
- I beg your pardon?(もう一度言っていただけますか?)
- Could you repeat the question?(もう一度言っていただけますか?)
質問の後考える時間はある?
面接官の質問の後、2〜3秒後には答えることが望ましいです。
沈黙が長すぎると面接官に話せないと判断され減点になる可能性があります。
繋ぎ言葉でも良いので長くても10秒以内には話すようにしましょう。
一次試験が良かったら手を抜いてもいい?
一次試験と二次試験の採点は別です。
一次試験のスコアが良くても二次試験に加点されるようなことはありませんので、二次試験は手を抜かずに頑張りましょう。
3級の二次試験で必要なCSEスコアは353点(約6割)が必要となります。
試験日はいつ?
一次試験を受験後、約1ヶ月後に二次試験があります。
サイト上で一次試験の合否が発表されてからは約2週間のスケジュールとなります。
詳細は公式HPで確認しましょう。
服装はなんでもいいの?
結論、服装に規定はありません。
面接試験ですが、あくまで英語力を測る試験です。
私服だから点数が減点されるということは無いでしょう。
ただし第一印象が面接官に印象を与えるのも事実です。
私服でも問題ありませんが、奇抜な服装は控えて無難な服装にしておくことが望ましいでしょう。
まとめ
英検3級二次試験の全体像について解説してきました。
この記事がみなさまのお役に立てれば幸いです。
他にも英検の記事は書いていますのでご参考にしてください。
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