- スピーキング力を向上させたい
- 効率的な学習法を知りたい
- 実際に使える英語を身につけたい
独り言英会話は、名前の通り英語で独り言する学習法です。
非常に効果のある学習法で、主にスピーキングにおける「概念化」の能力を鍛えることができます。
ただし適切な学習をせずなんとなく独り言をしているようでは学習の効果は得られません。
この記事では、独り言英会話の基本情報や正しい学習法を解説していきます。
独り言英会話の学習をすることで、自分の考えを英語にするのが容易になります。
独り言英会話を添削してくれるアプリ「スピフル」は非常に有効な学習です。
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独り言英会話は本当に効果がある?
独り言英会話とは、名前の通り自分で英語を呟いたり考え事をすることです。
「何となく効果はありそうだけど実際はどうなの?」と思う方も多いと思います。
独り言英会話の効果と重要性について解説していきます。
独り言英会話はどんな人におすすめ?
独り言英会話、英会話をこれから学習する人におすすめの学習です。
特に「英語の基礎は分かるけど口からスムーズに英語が出てこない」という人は絶対に試すべき学習法です。
独り言英会話をすることで、言葉につまらずにシンプルに伝えたいことを表現できるようになります。
「伝えたい内容があるけど英語が出てこない・・・・」
このようなご経験がある方はぜひ取り入れて頂きたい学習法です。
そもそもどうすれば英語を話せる?
そもそも英語を話すにはどのようなステップが必要か考えた事はありますか?
英語を話すには次の3ステップが必要です。
- 伝えたいことを思い浮かべる(概念化)
- 頭の中で英文に変換する(文章化)
- 発話する(音声化)
「概念化」で何を伝えたいのか、その内容をイメージし頭の中でイメージします。
次に「言語化」で伝えたい内容を頭の中で英文を組み立てます。
最後に「音声化」は言語化した内容を実際に発声することです。
英語を話すにはこれら3つのプロセスが必要です。
1つでも躓いてしまうと話すことができません。
「概念化・文章化・音声化」の3つが問題なく出来たとき、英語を話せたということになります。
独り言英会話で概念化を鍛える
英語を話すには「概念化・文章化・音声化」の3つのプロセスがあります。
今回解説する独り言英会話は、「概念化」を集中的にトレーニングできる学習法です。
概念化は、英語を話す最初の大事なステップです。
次の2つの日本語が思い浮かんだ場合、どちらの方が英語にしやすいでしょうか?
- 「会社に出勤するのが面倒だけど、今日はやらないといけない仕事がある」
- 「会社に行きたくない。今日は忙しい」
ほとんど同じ意味ですが、下の方が英語にしやすいはずです。
概念化のトレーニングとはつまり、出来るだけシンプルに伝えたいことをイメージする練習です。
頭に浮かんだのが上の文の場合、複雑な文法表現が必要になります。
概念化の次のプロセス「文章化」で英語の組み立てが素早く出来ず、結果的に英語が出てこない状態になります。
日常のさまざまなシチュエーションで英語を口ずさむ癖をつけて、シンプルに表現する練習をしましょう。
ちなみに、「文章化・音声化」には瞬間英作文が効果的です。
別記事で解説しているので気になる方はこちらをご確認ください↓
独り言英会話の学習方法とは?
独り言英会話で必ず押さえてほしいポイントについて解説します。
難しいことではありませんがポイントを押さえずに、間違った学習をしていては効果を得ることができません。
独り言英会話の学習ポイントを3つ解説します。
視界に入ったものや思いついた事は英語でつぶやく
独り言英会話の基本は、日常生活で視界に入ったものや思いついたことを即座に英語でつぶやくことです。
例えば、通勤中に見かけた光景や、スーパーでの買い物、家事など、日常のあらゆるシーンで英語を呟きましょう。
これらは実生活の英語なので、使う頻度も高いフレーズで記憶に定着しやすいです。
初めは簡単な短いフレーズばかりで大丈夫です。
重要なのは自分が使う英語を少しずつ増やしていくことです。
短いフレーズでもたくさん使えるようになれば、それらを組み合わせて長い文も作れるようになります。
視界に入ったものや思いついたことを英語でつぶやく癖をつけましょう。
難しく考えずできるだけ簡単な表現にする
英会話に慣れていない程、できるだけシンプルに考える癖をつけましょう。
複雑な文法や語彙を使おうとすると英文を組み立てるのが難しくなります。
出来るだけシンプルに物事を伝える癖をつけ、文章は短く、要点だけを端的に伝えれるようになりましょう。
そうすれば自然と英文が短くなり、相手にも伝わりやすい英語になります。
シンプルな表現で伝わりやすい英語を意識しましょう。
分からなかったら調べる
独り言英会話をすると「この表現はなんて言うんだろう?」と疑問が出てきます。
分からないことがある場合はすぐに調べて解決する癖をつけましょう。
忙しくて調べる時間がない場合などは、後で調べるようにメモを残しておきましょう。
このような小さな疑問を一つずつ解決していくことが英語上達です。
自分の知っている知識の範囲だけでアウトプットしていては成長はありません。
「分からない部分と出会う」ということは、知識を1つ学べるチャンスです。
すぐに調べる習慣をつけて語彙力や表現力を高めていきましょう。
独り言英会話のメリット
独り言英会話は、英語を話せるようになりたい人は必ず取り入れてほしい学習法です。
ここでは独り言英会話のメリットを4つご紹介します。
いつでもどこでもすぐに出来る
独り言英会話はいつでもどこでも実践できます。
特別な場所や時間を設ける必要がなく、日常生活の中で自然に取り入れることができます。
英語が生活の一部になりスピーキング力が向上します。
お金がかからないので誰でも可能
独り言英会話ではもちろんお金はかかりません。
経済的負担は無いので誰でも学習に取り入れることが可能です。
オンライン英会話など費用のかかる学習では、お財布事情を考えて断念される方もいると思います。
独り言英会話は経済的な負担をかけずに行えるので、英語を話せるようになりたい全ての人におすすめの学習法です。
自分が使う英語を集中的に学習できる
独り言英会話では、自分が実際に使う英語を集中的に学習できます。
これが一番のメリットと言っても過言ではありません。
オンライン英会話や教材で学ぶ英語は全て自分の使う英語とは限りません。
独り言英会話では、自分の思考から自然に出た言葉なので圧倒的に使う頻度が高いです。
日常生活で使える実用的な英語を学ぶことが可能です。
英語で考える癖がつく
また習慣的に学習すると、物事を英語で考える癖がつきます。
考えることも少しずつ英語で考えれるようになってくるので、英語脳が少しずつ構築されていきます。
英語で考える癖がつくと脳内に英語のストックが既にあるような状態なので、実際の会話でも直ぐに口から英語が出てくるようになります。
英語に自信を持ちコミュニケーションも円滑にできるようになります。
独り言英会話のデメリットとは?
独り言英会話には気をつけなければいけないデメリットも存在します。
デメリットをあらかじめ知っておけば、適切ね対策をすることが出来ます。
必ず注意してほしいポイントを2つご紹介します。
発音や文法が間違っていてもわからない
1つ目のデメリットは、間違っても気づきにくいという事です。
一人で練習するため発音や文法の確認が難しく、間違ったまま覚えてしまう可能性があります。
「本当に発音や文法はあっているのか」自分の英語を注意深く確認する対策が必要です。
自信があったとしても間違えていないか調べる癖をつけましょう。
ときには講師や第三者からフィードバックをもらえると上達スピードは早くなるでしょう。
フィードバックしてくれる人がいない場合は、添削のアプリを活用しましょう。
自分の英語を添削してほしい人はこちらのアプリもご参考にしてください↓
習慣化できずに忘れてしまう
独り言英会話は、いつでもどこでも可能です。
移動中でも何をしていても頭の中で英語を考えることさえできればいつだって可能です。
ただ、いつでも出来るが故に「いつの間にか忘れてしまった」ということもあります。
独り言英会話は完全に英語で考える癖をつけるまでやめないことです。
日頃から学習の記録をとるなど「学習の見える化」をして続けれるよう工夫しましょう。
今日から独り言英会話を始めよう!
独り言英会話は、スピーキング力向上に非常に効果のある学習です。
英語を話せるようになりたい人はぜひ学習に取り入れてみてください。
今回は独り言英会話について解説しましたが、「瞬間英作文」もスピーキング力向上に有効な学習です。
別記事で解説しているので気になる方はこちらの記事をご確認ください↓
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