- 英語を話せるようになりたい!
- 英会話の本は多くて悩む
- おすすめの英会話本を教えてほしい
書店やネットでも英会話の本は非常に多く、どの本が良いか迷う人も多いと思います。
ひとくちに英会話の本といっても、学習者のレベルや目的は多種多様です。
ご自身の英語力や目的にあった本を選ばないと、効果を最大限まで得ることができません。
この記事では、完全初心者~これから英会話を始めていきたい人におすすめの本をご紹介します。
効果的な学習もご紹介しているので、ぜひご参考にしていただければと思います。
完全知識0でこれから英語を始める人向けの本
まずは、英語力完全0の人に向けてご紹介していきます。
- 英語学習をこれから始めようと思う
- YoutubeやSNSで英語を聞いてるけど、これと言った学習はしていない
- 学習を始めたばかりで何をしたら良いか分からない
上記ような人に必要なのは、まず英語の基礎を学習することです。
基礎が無い状態でフレーズ本を買っても学習効果はありません。
フレーズの本を買うより前に、英語の基礎である「中学英語」を学びましょう。
おすすめの参考書を2冊ご紹介します。
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」は中学英語の参考書の中でも非常に人気な本です。
中学英語の範囲は網羅的に書かれていて丁寧にしっかり学びたい人向けです↓
300ページ程で、見開き1ページで解説・問題演習の構成になっています。
イラストが多用されていて内容が分かりやすいのが本書の特徴です。
中学英語の内容はしっかり網羅しているのでこちら1冊を仕上げれば問題ありません。
中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」は数多くの英語講師がしている参考書です。
ページ数が少ないわりに内容はしっかり網羅されていて最低限の範囲を手早く学習したい人向けです↓
ページ数は150ページ程で先程の教材の半分です。
見開き1ページで解説・問題演習の構成になっています。
教材と問題集が分かれているタイプで、教材のみでは問題数が少なく感じるかもしれません。
必要であれば別売りの問題集を購入していただく形になります。
基礎学習はどちらか1冊購入しておけば間違いありません!
中学英語は分かるけど話せない人向けの英会話本
中学英語が理解できていて話せない人の課題はアウトプットです。
「理解は出来ているけど使えない」という状態では、話せるレベルまで引き上げる必要があります。
中学英語の範囲を自由自在に使えるようになれば、基本の英会話は十分可能です。
まずは中学英語をスラスラと口から出てくる状態を目指して学習しましょう。
おすすめの本を3つご紹介します。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は、中学英語の知識はあるものの、会話に自信がない人にぴったりです。
日本語を英語に変換する練習を繰り返すことで、英語が出てくるスピードが早くなりスムーズが会話ができるようになります。
瞬間英作文は効果も実証されており非常に注目されている学習法です。
本では音声CDが付属していて、CDが嫌な人はアプリ版もあります。
音声さえ流せれば移動中でも出来るので、学習しやすく効果もある学習法として非常におすすめです。
キクタン英会話【基礎編】
「キクタン」は英語参考書を数多く手掛ける「アルク」が出版した本です。
「キクタン英会話【基礎編】」は、その中で初心者向け単語学習の本です。
日常会話でよく使われる単語やフレーズが厳選されており、基礎の単語を中心に学習することが可能です。
使えそうなフレーズをいくつか自分用にストックすれば、効率的に語彙力を高めることができます。
12歳までに覚える80パターンで英語が止まらない
「12歳までに覚える80パターンで英語が止まらない」は、日常会話で使いやすい80の文型パターンを学べる本です。
ネイティブの子供が使う基礎的な英会話フレーズが多数収録されています。
実際の会話で使われるフレーズで、イメージがしやすく使いやすい内容が多いです。
デザインやイラストは可愛らしく見やすいです。
フレーズ毎に問題もついているのでアウトプット中心の学習もしやすいのが特徴です。
文法を深掘りして学びたい人向けの英会話本
英会話の上達には文法学習は非常に重要です。
文法が曖昧な状態では成長の伸びが止まるときが必ず来ます。
英会話においては文法を正しく知らないと、誤訳をしてしまうことも多々あります。
文法学習は効果が出るまで時間がかかりますが、英会話上達には必須の学習です。
「中学英語は既に知っている」という人が、更に文法の知識を深めるためにおすすめの参考書を3つご紹介します。
総合英語Evergreen
「総合英語Evergreen」は英語文法が総合的に学べる教材です↓
昔は「FOREST」という名前で出版されていて英語学習者で知っている方は非常に多いです。
文法別に分けられていて、各セクションで「基本知識」「発展知識」と段階をつけて解説をしてくれています。
内容がしっかり書かれていて全体的にボリューミーですが、詳細まで解説してくれていておすすめの参考書です。
一億人の英文法
次は「一億人の英文法」という本で、こちらも文法書の定番の1冊です↓
先程の「総合英語Evergreen」より、イラストが豊富でイメージ重視で学習できる教材です。
例文は実用的な英文が多く、音読学習をしながら行うことをオススメします。
文法学習のお堅い感じが苦手な人におすすめの教材です。
キク英文法
「キク英文法」は、文法を素早く学習したい人に最適な本です↓
英文法をコンパクトにまとめていて短期間で学習したい人に向いています。
解説が豊富な教材というよりかは、要点をメインにまとめられた内容になっています。
間違えないための本を選ぶ3つのコツ!
この項目では本の選ぶポイントについてご紹介しています。
多くの英会話本の中から自分にあった本を選ぶにはどうしたらいいでしょうか?
人気な本や売れている本が、必ずしもあなたに合っているとは限りません。
やみくもにオススメされたから買うのではなく、基準をもって選ぶことが重要です。
それでは選び方を3つのポイントで解説してきます。
難易度が合っている
英会話の本を選ぶ際には、必ず自分のレベルに合った本を選びましょう。
当たり前のようですが、自分のレベルを過信してついつい難しい本を買ってしまうことはよくあります。
難しい本では浅い理解しかできず効果を最大限に得ることができません。
とは言っても、簡単な本で知っている内容ばかり読んでも仕方ありません。
理想は学びたい内容が先にあって、それを解決するために本を読むことです。
今自分は何を学びたいかを明確にして、理解しやすい本を選ぶようにしましょう。
学びたい内容がある
英会話の学習目的は人それぞれです。
「旅行」「ビジネス」「日常」など様々なシチュエーションがあります。
更には「子供が覚える」「ネイティブが使う」など、様々な切り口の本があります。
自分がどの場面で英語を使いたいのかを明確にして、目的に合った本を選びましょう。
目的に合った本を選ぶことで、遠回りせず実践的なスキルを身に付けることができます。
シンプルに読みやすい
本の読みやすさも非常に重要です。
読むのにストレスがかかっていては学習を進めるのも楽しくありません。
デザインやレイアウトを軽く見て、出来るだけストレスを感じない本を選ぶようにしましょう。
カラフルでイラストが多い本や、フォントが大きく読みやすい本は、視覚的にも理解しやすいです。
自分が読みやすいと感じる本を選ぶようにしましょう。
効果的な学習方法は?
本を買うだけで満足していては意味がありません。
また、本を買ったにも関わらず眺めるだけでも意味がありません。
本から得た学びを知識として吸収し、英会話で使えるようにする必要があります。
ここでは効果的な学習方法を3つご紹介します。
口や手も動かしながら学習しよう!
英会話の学習は、ただ読むだけでは不十分です。
口を動かして実際に声に出す練習は必須です。
音声を聞いて真似をしながら発音するようにしましょう。
移動中など声が出せない環境にあれば口パクをしてイメージをしながら学習しましょう。
出来るだけリアルに真似をする事と、使えそうな場面をイメージしながら練習しましょう。
自分専用の単語帳を作ろう!
英会話の上達とは、少しずつ使えるフレーズが増えていく事です。
日々の学習の中で使えそうなフレーズや単語があれば、自分専用の単語帳などを使いストックするようにしましょう。
本に書いていることを全部を覚えようとするのではなく、自分が使いそうなフレーズに限定して覚えるようにしましょう。
復習の際も効率的なので、単語帳やアプリなどを活用して自分専用の単語帳を作りましょう。
1周で終わらずにマスターするまで何周もしよう!
一度読んだだけでは、完全に内容が身に付くことはありません。
知識の定着には復習が欠かせません。
重要なポイントや自分が苦手な部分は、何度も繰り返し学習することが大切です。
一度で覚えようとせず復習前提で学習していきましょう。
知識が完全に定着するまでは何度も復習するのがおすすめです。
英会話本で学習の注意点!
多くの方が陥りがちな学習の注意点について解説していきます。
ありがちな間違いを3つご紹介するので、自分は大丈夫か客観的な視点で意識して学習して頂ければと思います。
ゴールは「理解する」ではなく「使える」ようになること!
学習は単に内容を理解するだけではなく、実際に使えるようになる事がゴールです。
本の内容をしっかりと使いこなせるよう、日常生活や実際の会話の中で活用する練習をしましょう。
使えるレベルまで引き上げるには、アウトプットを前提とした学習が必要です。
単語・例文の音声を真似して、実際に口を動かして学習しましょう。
色々な本に手を出さないこと!
多くの本に手を出してしまうと全て中途半端になってしまう事が多いです。
大事なのは「何冊読んだか」ではなく「どれだけ深く読んだか」です。
たくさん本を読んだところで、全て浅い理解で終わっていては使える英語にはなりません。
それよりも1冊の本を何回も読み直してしっかりとマスターするほうが大事です。
繰り返し学習し完全に自分のスキルにしてから次の本に進むようにしましょう。
自分に合っていなければ無理して続けずに違う本にしよう!
「せっかく本を買ったのに合わない」ということは少なからず誰でもあります。
本が合わない場合は無理して続けずに他の本に切り替えましょう。
「せっかく買ったのに勿体ない!」と躊躇される方もいるかもしれませんが、合わない本で学びが薄ければその時間の方が勿体ないです。
学習がダラダラと間延びしてしまうとモチベーションも低下してしまいます。
購入した本は手元には残るので「いつか見返せばいいや」くらいの気持ちで次の本に切り替えていきましょう。
まとめ
ここまで英会話学習に使える本をご紹介してきました。
いまやYoutubeやネットの情報でも英語学習はできますが、本の学習はまだまだ有益です。
また英会話アプリをご紹介している記事もあるのでご参考にしていただければ幸いです。
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