- 英検を最短で取得したい!
- 学習手順を教えてほしい!
- おすすめの参考書が知りたい!
このような方におすすめの記事です↑
英検は総合的な英語力を鍛えることができ、取得していれば様々な場面で英語力の証明に活かすことができます。
英検準2級は正しい順番で学べば難しい試験ではありません!
この記事は、3ヶ月で完全知識0から英検準2級を取得する学習手順を紹介しています。
ぜひ最後まで読んでご参考にしていただければと思います。
英検準2級について技能別に詳しく知りたい人は別記事も参考にしてください。
最低限知りたい英検準2級の基本情報!
まず英検準2級の基本情報について解説いたします。
目標の確認は必要な学習量を知るために重要です。
学習計画も立てやすくなりますので、まずは英検準2級の全体像について確認しましょう。
英検準2級の難易度
英検準2級は「高校中級程度で基礎から応用に繋がるレベル」です。
学校教育で言うと、高校2年生程度の英語力ということになります。
目安の合格率は約30%程と言われております。
英検準2級の取得には、基礎のほとんどを理解している必要があります。
中学英語の範囲はマスターした上で、更に深掘りした文法や単語の知識も必要となります。
英検準2級の試験内容
英検は4技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)全て問われる試験です。
問題は日常生活の場面を想定した英語がほとんどです。
2024年から新形式にリニューアルされており、現在は下記の問題数になっています。
- リーディング:29問
- ライティング:2問
- リスニング:30問
- スピーキング:6問
リーディングとライティングはセットで80分です。
リスニングは約20分、スピーキングは約6分ほどで終わります。
英検準2級の配点・合格点
英検準2級は600点×4技能で2400点満点です。
合格点の目安は1322点です。
単純計算で6割程取れれば合格ラインということになります。
ライティングとスピーキングは問題数が少ない割に得点が高いので、優先度高めに学習しましょう。
ただ英検の採点方式は、受験者の回答から試験の難易度などを加味して計算されるので、1問あたりの点数は決まっていません。
各回の試験で難易度にバラつきが出ないように調整されているので、6割はあくまで目安です。
英検準2級の試験方法と試験日
英検の試験方法は「英検(従来型)」と「英検S-CBT」の2種類があります。
2つの違いをまとめた表がこちらです。
英検準2級 | 英検(従来型) | 英検S-CBT |
---|---|---|
試験日 | 年に3回 | 毎週土日 |
試験形式 | 一次試験と二次試験で2日間 | 1日で完結 |
試験方法 | 筆記・面接 | PC |
受験料 | 6,100円(準会場)8,500円(本会場) | 9,100円 |
どちらを受験した場合でも同じ英検取得です。
S-CBTの方が受験日に融通が聞きやすくおすすめです。
スピーキング試験は面接ではなくマイク吹き込み式です。
対面が緊張する人はS-CBTにしておきましょう。
完全知識0から英検準2級のロードマップ!
それでは学習ロードマップをご紹介します。
完全知識0から準2級取得のステップは3つです↓
- 中学英語を仕上げる
- 英検対策をする
- 過去問を解く
次の項目からそれぞれの解説をしていきます。
①中学英語を1か月で学習する
- 1ヶ月中学英語を1ヵ月で学習する
教材1冊利用。最低限の文法を学習する。
- 1ヶ月半英検対策を1ヵ月半で学習する
教材2冊利用。英検の単語学習と4技能の対策をする
- 2週間本番を想定して過去問をする
教材1冊利用。過去問対策をする
中学英語は英語の基礎で必ずマスターする必要があります。
3ヶ月で英検準2級を取得するには、1ヶ月以内に終わらせましょう。
中学英語の学習範囲は?
中学英語で学ぶ内容は下記の通りです↓
- 品詞、第5文型
- be動詞、一般動詞、動詞の変化、否定文、疑問文、命令文
- 助動詞、不定詞、動名詞、接続詞、比較、受動態
- 後置修飾、仮定法、関係代名詞、間接疑問文
多く感じるかもしれませんが、be動詞や一般動詞など簡単な項目も多いです。
これらの項目を1ヶ月で学習します。
中学英語を最初に学習する理由や、中学英語の全体像についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
中学英語で使う教材
中学英語は教材1冊をマスターすれば問題ありません。
利用する教材は「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」です↓
1ヶ月で中学英語をマスターするには、要点が絞られていて内容が網羅されているものが理想です。
上記の教材であれば、ページ数も他の教材に比べ少なく解説も豊富です。
理想は3週間以内に教材を1周し、残り1週間で理解が浅かった部分を補いましょう。
1ヶ月で全体の8割程を理解できる状態になればベストです。
中学英語を1ヶ月で学習するポイント
中学英語はしっかり学べば3ヶ月はかかります。
短期間でマスターするには、学習の優先度を決めて効率的に学習する必要があります。
分かる部分は時間をかけずサクサク学習してきましょう。
分からない部分はYoutubeの解説動画がおすすめです。
非常に分かりやすく移動中でも学習出来るので効率的です。
おすすめの中学英語のYoutubeはこちらの記事でご紹介しています。
②英検対策を1ヵ月半で学習する
- 1ヶ月中学英語を1ヵ月で学習する
教材1冊利用。最低限の文法を学習する。
- 1ヶ月半英検対策を1ヵ月半で学習する
教材2冊利用。英検の単語学習と4技能の対策をする
- 2週間本番を想定して過去問をする
教材1冊利用。過去問対策をする
最低限の基礎ができれば英検対策をします。
最初にお伝えした通り英検準2級は高校中級レベルです。
中学英語の知識ではまだ合格はできません。
ここから1ヶ月半の学習は、英検の単語学習と4技能の対策をしていきます。
ここからは教材2冊を並行して学習していきます!
英検対策で使う教材(単語)
単語学習は「英検準2級 でる順パス単」を使います↓
こちらの単語帳は試験日まで毎日学習しましょう。
1日の学習時間は10分〜30分程度で隙間時間の学習だけでも問題ありません。
毎日単語帳を開いて学習することが重要です。
英検準2級は単語力で合格できるといっても過言ではありません。
単語の意味が分かることはもちろん、音で聞いても分かる状態にしましょう。
効率的な単語学習の方法については別記事で解説しています↓
英検対策で使う教材(4技能)
4技能の対策は「英検準2級総合対策教本」を使います↓
こちらは単語学習と並行しながら使いましょう。
文法など必要な知識と試験の出題形式を学べます。
文法学習では、中学英語では学ばなかった範囲や不明点を中心に学習しましょう。
英検は例年出題傾向が似ていて同じような問題はよく出ます。
どのような問題が出るかに着目しながら出題形式を学習していきましょう。
ここまでで英検の全体像の学習は終了!
(補足)スピーキング・ライティング対策で使う教材
スピーキング・ライティングに苦手意識を持たれてる方は多いと思います。
上記に教材でも対策に心配な方はこちらの教材を利用すると良いです↓
ライティング対策の教材ですがスピーキング力の向上も可能です。
ライティングとスピーキングは、どちらも自分で英文を組み立ててアウトプットするということです。
こちらの教材を利用して、解答方法や使えるフレーズをいくつか覚えましょう。
問題はパターン化しているので、こちらの教材でいくつか解答方法を覚える事ができれば難しくありません。
③本番を想定して過去問をする
- 1ヶ月中学英語を1ヵ月で学習する
教材1冊利用。最低限の文法を学習する。
- 1ヶ月半英検対策を1ヵ月半で学習する
教材2冊利用。英検の単語学習と4技能の対策をする
- 2週間本番を想定して過去問をする
教材1冊利用。過去問対策をする
ここまでで準2級の合格に必要な知識は学習できました。
あとは試験日まで過去問で仕上げていきましょう。
過去問では「時間内に解答出来るか」「過去にどんな問題が出題されていたか」を中心に学習します。
過去問で使う教材
使う教材は「2024年度版 英検準2級 過去6回全問題集」です↓
実際の試験を想定して時間を測って試しましょう。
時間切れにならないように、配分を考えながら解いていきましょう。
過去問は、実践に近い学習ができ試験前の総的な実力を確認できます。
自分のおおよそのスコアや苦手分野を特定して試験日までに対策を練っていきましょう。
苦手分野を重点的に対策する
試験直前になって万全の状態になっていれば良いですが、全員がそうとも限りません。
不安要素が多い人はどこの部分が少ない学習で効率的に得点しやすそうか確認しておきましょう。
技能別の詳細はこちらの記事で解説しています。
試験前には当日の流れを確認しておきましょう!
あとは本番!3ヶ月でも英検準2級は可能!
3か月で完全知識0から英検準2級の学習手順をご説明しました。
ぜひご自身のスケジュールに合わせてこの記事を参考にして頂ければと思います!
他にも初心者向けの記事を多数ありますので是非参考にしてください!
他の学習ロードマップが気になる方は別の記事もご参考にしてみてください。
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