【英検3級・準2級】ライティングのテンプレートと使いやすい表現まとめ

ライティングテンプレートのタイトル画像 英検

英検の受験を考えているそこのあなた。

ライティングを不安に感じているのではないでしょうか?

3級と準2級のライティングはたったの2問で評価されるため、他の3技能よりも最も落としてはいけない部分です。

ただし英検のライティング問題はコツさえ掴めば難しくありません。

事前の準備をしていれば大きく得点を落とすことはなく、たった2問対策するだけで高得点が取れるという考え方も出来ます。

この記事では、ライティングに使えるテンプレートや汎用的なフレーズのご紹介をします。

ライティング問題の内容や詳細について知りたい方は別の記事をご確認ください。

まさる

・学生時代に何度も英語学習に挫折
・仕事に活かすために英語のやり直し
・海外のお客様と英語で仕事ができるように
・英検準1級
・英語歴3年以上

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【問1】要約問題(Eメール問題)のテンプレート

今までは「意見陳述問題」の1問だけでしたが、2024年から「Eメール問題」が追加されました。

外国人からのEメールに返信するという内容で、回答は下記を満たす必要があります。

  • Eメールのリアクションを書く
  • 下線部に関する質問を2つ書く
  • Eメールの質問に答える
  • 目安は40〜50文字(準2級)15〜25文字(3級)
  • 質問に対応しない回答の場合は、0点と採点されることがある

Eメール問題は相手のメールに対してリアクションや反応が求められるので、しっかり読む必要があります。

飛ばし読みではなく必ず全部読みましょう。

要約問題(Eメール問題)のテンプレート

意見陳述問題の回答の構成はこちらです↓

日本語の構成
①メールのリアクションをする
②下線部の質問を2つする
③メールの質問に自分の意見を答える
④理由を書く
①メールのリアクションをする

まずはメールの内容についてリアクションをしましょう。

回答テンプレートは下記の通りで、~の部分にはメールの内容について本文から引用します。

これらのパターンを覚えて、文脈にあった形で適切なフレーズを使いましょう。

  • I didn’t know 〜(〜を知らなかったよ)
  • It’s great that 〜(〜なんてすごいね)
  • I am surprised that 〜(〜なんて驚いたよ)
  • I am happy to hear that 〜(〜と聞いて嬉しいです)
  • I’m sorry to hear that 〜.(〜と聞いて残念です)
②下線部の質問を2つする

ここでは疑問文を2つ書く必要があり、5W1Hを活用すると良いでしょう。

シンプルな文章で良いので、下線部に関する質問を投げかけましょう。

  • How often 〜 ?(どのくらいの頻度?)
  • How far 〜 ?(どのくらいの距離?)
  • How much 〜 ?(どのくらいの値段?)
  • What kind of 〜 ?(どんな種類の?)
  • When did you 〜 ?(いつしたの?)
  • Why did you 〜 ?(なぜしたの?)
③メールの質問に答える

質問を2つ投げかけた後は、メールに書いている質問に答えましょう。

メールの質問に答えるときは下記の表現を使ってから、自分の意見を書くと良いです。

話題を切り替えるときに使えるフレーズなので、文字数の確保と自然な文章の流れが出来ます。

  • About your question, 〜(あなたの質問に関して〜)
  • As for your question, 〜(あなたの質問に関して〜)
  • In my opinion, 〜(私の意見は〜)
④理由を答える

最後に、先程伝えた意見を補足する理由を書きましょう。

なぜ自分はそう思ったのか、簡単で良いので記述して終了です。

まさる
まさる

難しい表現は使わなくてもシンプルで大丈夫です!

【問2】意見陳述問題のテンプレート

問2の意見陳述問題は2024年以前にもあった問題です。

「Do you think ~?」で始まる質問に対して、自分の意見と2つの理由を述べる問題です。

問題の要点はこちらです↓

  • 肯定か否定の意見を述べる
  • その理由を2つ述べる
  • 目安は50〜60文字(準2級)25〜30文字(3級)
  • 質問に対応しない回答の場合は、0点と採点されることがある

回答のテンプレートを覚えて、質問に応じてフレーズを埋めていくようにすれば、少ない学習時間で効率よく学習できます。

テンプレートとフレーズそれぞれ解説していきます。

意見陳述問題のテンプレート

意見陳述問題の回答のテンプレートはこちらです↓

日本語訳英文テンプレート
①(肯定か否定か述べる)I think ~. / I don’t think ~.
②理由が2つあります。I have two reasons.
③一つ目は、~です。First, ~.
④(具体例を述べる)(For example, ~.)
⑤二つ目は、~です。Second, ~.
⑥(具体例を述べる)(For example, ~.)
⑦(再度、自分の意見を再主張)For these reasons,
I think ~. / I don’t think ~.

この流れで記述すれば、構成点は落とすことなく、結論と2つの理由を述べる自然な形で回答できます。

①(肯定か否定か述べる)

英文:I think ~. / I don’t think ~.

こちらの~の部分は、質問文の英文から抽出する形なので、考えなくても記述できます。

例えば、下記のような問題があった場合、Do you think 以降の部分をそのまま抽出すれば大丈夫です。

Do you think it is good for children to watch TV? 

「子供にとってテレビは良いと思いますか?」

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

・肯定の意見であれば、I think it is good for children to watch TV.

「子供にとってテレビは良いと思います」

・否定の意見であれば、I don’t think it is good for children to watch TV.

「子供にとってテレビは良いと思いません」

②理由が2つあります。

英文:I have two reasons.

ここは丸暗記して使いましょう。

reasonの後には複数形のsがつきます。

忘れてしまうと減点されるので注意しましょう。

③一つ目は、~です。

英文:First, ~.

理由一つ目の解説として、First,と前置きをしてから文章を書きましょう。

自分が肯定か否定をした理由を一文で簡潔に述べましょう。

④(具体例を述べる)

英文:(For example, ~.)

先ほど述べた、一つ目の理由の具体例を解説します。

For example, ~.の形を使わなくても、そのまま英文を綴っても問題ありません。

③の説明を補足するような文章を記述しましょう。

⑤二つ目は、~です。

英文:Second, ~.

理由二つ目の解説として、Second,と前置きをしてから文章を書きましょう。

稀に、複数形のsをつける方がいますが必要ありません。

二つ目の理由を簡潔に述べましょう。

⑥(具体例を述べる)

英文:(For example, ~.)

先ほど述べた、二つ目の理由の具体例を解説します。

For example, ~.の形を使わなくても、そのまま英文を綴っても問題ありません。

⑤の説明を補足するような文章を記述しましょう。

⑦(再度、自分の意見を再主張)

英文:For these reasons, I think ~. / I don’t think ~.

最後はまとめで、自分の意見を再主張しましょう。

I think ~. / I don’t think ~.は①と同じ英文です。

そのまま同じ文章を書き写しましょう。

For these reasons(これらの理由で)の代わりに、Therefore(それゆえに)を使っても問題ありません。

この文章はなくても成立はしますが、最初と最後に結論を述べていると内容が分かりやすいです。

またライティングが苦手な方にとっては、文字数が稼げるメリットもあるので記述するようにしましょう。

まさる
まさる

型を覚えて埋めていくのが回答のコツです!

ライティングで使いやすいフレーズ・表現

ライティング2問で共通して使える表現をご紹介します。

ご紹介する表現を覚えてパズルのように組み合わせて使うようにしましょう。

文頭で使える表現

こちらは文頭で使える表現です。

これらの表現はシンプルに文章の頭に置くだけで使うことが出来て、表現力が増すのでぜひ使ってほしいフレーズです。

個人的によく使えそうなフレーズをピックアップしました。

For example, ~例えば
Specifically, 〜具体的に
In addition, ~加えて
Because of 名詞, ~〜のおかげで
For many people, ~多くの人にとって
Nowadays, ~最近は
Moreover, ~さらに
In my opinion, ~私の意見では

使いやすい文法

続いて文法表現のご紹介です。

ライティングで使用するのは基本的な構文ばかりですが、実際に書くとなると書けない人も少なくありません。

下記の表現はライティングで使いやすいのも多いので覚えておきましょう。

  • It’s 形容詞(for 人)to 動詞.
  • 接続詞(When, if, And, because, but)
  • 助動詞(can, need, have to, should, want to)
  • 比較級、最上級

使いやすい単語・熟語

続いて単語・熟語の表現です。

ポジティブな表現とネガティブな表現、どちらで使いやすいか考えながら覚えると良いでしょう。

easy(簡単)learn about 〜(〜を学ぶ)
difficult(難しい)instead of 〜(〜の代わりに)
cheap(安い)care about 〜(〜に配慮する)
expensive(高い)lead to 〜(〜に繋がる)
popular(人気)prefer to 〜(〜を好む)
interesting(面白い)waste of 〜(〜の無駄)
important(重要)don’t have 〜(〜を持っていない)
convenient(便利)worry about 〜(〜を心配する)
necessary(必要な)continue to 〜(〜を続ける)
valuable(価値がある)focus on 〜(〜に集中する)

何を書くか思いつかない時は「お金」「時間」「健康」

問題を解く際に「何を書いたらいいのか思いつかない」となってしまう場合があります。

そんなときは「お金」「時間」「健康」を軸にして考えるとアイディアが出やすくなります。

お金に関する記述の参考例

  • save money(貯金)
  • make money(お金を稼ぐ)
  • too expensive(あまりにも高い)
  • waste of money(お金の無駄)

時間に関する記述の参考例

  • waste of time.(時間の無駄)
  • We don’t have time.(私たちは時間がない)
  • We are already too busy.(私たちは既に忙しい)
  • need to have free time.(自由な時間を持つ必要がある)

健康に関する記述の参考例

  • be addictive.(依存性がある)
  • reduce stress.(ストレスを減らす)
  • a valuable experience.(価値のある経験)
  • cause health problems.(健康問題を起こす)

まとめ

ライティングは事前の準備で得点できるかどうか大きく分かれます。

今回ご紹介したフレーズ等を使ってお役に立てたなら幸いです。

他にも英検に関する記事等ありますので是非ご確認ください。

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